無添加住宅の無垢材について知りたい

無添加住宅の無垢材について知りたい?

無垢材とは ... ・無垢材と集成材の違い
集成材とは薄くした木板を、接着剤で張り合わせた木材です。施工性は高く便利ですが、接着材から発生する化学物質の健康への影響が問題視されています。
無垢材は天然の素材なので割れやひび・ばらつきなどがありますが、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発生がありません。
ナチュラルなライフスタイルの流行やエコの観点から無垢材の人気が高まっています。

・耐久性の高さ
集成材は木材のチップを固める接着剤の強度は高いのですが、接着材の寿命は20~30年といわれ耐久性には疑問が残ります。
接着剤を使わず無垢材のみで建てた建築は、世界中に100~200年前のものも現存しています。
年月を重ねるごとに艶が出て風合いを増し、長く愛することができるのが無垢材の特徴です。

・無垢材の心地よさの理由 無垢材には余分な水分を吸収・放出する性質があり、部屋の湿度を調整して環境を整えます。
熱伝導率が低いため肌さわりが温かく、熱さや寒さなどの急激な変化を和らげます。
天然木の香り(フィトンチッド)は人間の自律神経を安定させ、リラックスさせる効果があると言われています。

無垢材の選び方 ... ・「硬さ」がポイント
無垢材は元になる樹種によって硬さが違います。傷つきやすい無垢材は硬さに注目して樹種を選びましょう。
空気や水分を多く含む樹種は柔らかく温かみがあり、空気や水分の少ない樹種は冷たく硬い無垢材になります。
一般的には針葉樹は柔らかい木材になると言われています。

・傷が付きにくい硬い樹種
オーク(ナラ)・ブナ・チーク・ウォールナットなどは比較的硬さのある樹種です。水分に強く堅牢でお手入れしやすいのが特徴です。
土足で往来する場所にはさらに硬いイペやタガヤサンが適しています。
硬いといってもまったく傷がつかないわけではないので注意が必要です。

・温かく柔らかい樹種
スギ・ヒノキ・パインなどは柔らかく木肌に温かみのある樹種です。
足腰の負担を軽減し転倒時の衝撃を吸収する効果があり、住宅の床材にも使われます。
たいへん傷がつきやすく物を落とした場合は確実に傷や凹みができる素材なので、気にする方には向きません。

まとめ ... ・無垢材は化学物質を使用していないだけでなく、天然木ならではの機能性や魅力にあふれています。
・樹種によって硬さや木目・色艶などさまざまな個性があるので、目的や用途に合わせて選びましょう。

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